りんご病

りんご病

りんご病とは

保育園や幼稚園に通っている子どもを持っている母親ならば、りんご病という名前を一度は耳にしたことがあると思います。
りんご病は、幼児や児童に見られる、特有の症状ともいえる、赤いほっぺを発症するウイルス感染の一種で、この名前は医学的な病名ではなく、頬が赤みを帯びることからそのように名づけられています。
医学的な名称は、伝染性紅班と言われています。

小児科で診察を受ける場合、分かりやすいようにりんご病であると告げられることが多いため、正式名称を知っている人は少ないかと思われます。
病院では、りんご病の症状や対処についての説明を受けると思いますが、まずこの症状は感染症であることを頭に置いておくことが大切です。

感染経路について

りんご病は、感染症の中でも力の弱いウイルスであるため、短期間で爆発的な感染を起こすことはまずありません。
稀に保育園や幼稚園において、爆発的な感染が見られることがありますが、これは幼児がしっかりとした免疫を身につけていないことが原因です。

りんご病は、潜伏期間中に飛沫感染によりウイルスが拡散します。
ですから、保育園や幼稚園でそれが起こったとき、食い止めることは不可能とされています。
小学校でも同様のことが起こる可能性もありますが、感染が確認されたのち、書類で感染者数の情報が提供される程度のものです。
尚、りんご病のウイルスは、成人になった段階で5割の人が免疫を得るとされています。

ちなみに、咳やくしゃみによる感染も可能性としてはあるため、感染の有無が確認できたならば、自らが感染源にならないような意識をすることが大切になります。

母子感染の可能性も

りんご病は、幼児や子どもに発症するケースが多いですが、大人になるまでに感染した結果免疫を獲得する場合がほとんどです。
小児科に行くと、早めに感染して良かったと言われることもありますし、りんご病はで重篤な症状が出ることはまずありません。
しかし、りんご病は飛沫感染のみではなく、母子感染を伴うこともあるのです。

妊娠中の妊婦が免疫を得ていたとしても、お腹の中の胎児に感染する危険性はあります。
この場合、胎児は当然免疫を獲得していないことから、母子感染により大きな影響をもたらす可能性もあるため、例え症状が軽いものであっても決して軽視することができない感染症であることは間違いありません。

りんご病の見分け方

りんご病は、左右両側の頬に蝶の形をした紅班が現れるため、見た目だけでも感染しているか比較的判別しやすいです。
既にウイルス感染がおこっている場合、周りの子どもも数人は感染しているとみて間違いありません。